(前回の様子はこちらです)
そこで僕が紹介した本をご紹介します!
★★
1.高橋秀実『からくり民主主義』(新潮文庫、2009)【
僕が知るなかでもっとも読みやすく、
民主主義の「フィクション性」をゆるいタッチで描いてますが、
その急所をしっかりと突いている。
意外や意外、この本の解説はあの村上春樹。内容も素晴らしい。
解説から読み始めると、著者との距離がぐっと近づくはず。
(この本は以前ブログで取り上げました)
2.山本七平『空気の研究』(文春文庫、1983)【490円】
よく「空気を読む」といいますが、そのときの「空気」
そんな疑問に挑んだ歴史的名著です。
著者は「空気」が発生するメカニズムを、「
本来相対的に検討すべき複数のことがらのうち、
日本では空気で物事が決まるといいます。
僕は自分がそんな状況に直面したときも、
空気を読みたい人にも、読みたくない人にもおすすめです。
(こちらも以前ブログで取り上げました)
3.イェーリング『権利のための闘争』(岩波文庫、1982)【
僕は高校時代にこの本を読みました。
あまりに感動して、
そんな思い入れのある本です。
「権利のために闘うことは、自分だけではなく、
こんな熱(苦し)いメッセージを前面に出した本です。
以前、僕の師匠が、「民主主義は『俺がやらなくて誰がやる』
この本のことを思い出しました。
自分のために、
★★
第3回 6月15日(金)のイベントはこちらから申し込みできます。
ご参加をお待ちしておりまーす(^o^)
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